カテゴリ:長老の旅 京都2007( 11 )

路地の先に黄金の輝き/冬、京都で。その十壱「西陣・ドラート」

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西陣界隈は、細い路地にお店やお寺が点在していて散歩するのにちょうどいい。
慌しく観光地を巡るのではなく、
地図を睨んで散策というより、
お喋りしたりしながら、ゆったりとした歩むスピードがぴったりである。
この日はとても寒かったから、そんなにゆったりできなかったけれど、
ゆっくりまた訪れてみたい町だった。
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三上長屋という名の路地に、その店はある。蜂蜜「ドラート」。
よくロケなどで利用されるそうで、とても雰囲気のある路地。
置かれている自転車や鉢植えもなんかいい感じを醸し出してます。
蜂蜜やさんというとデパートや現代的な(または西欧的な)お店という印象が強いためか、
この路地にひっそりと佇むお店が妙に新鮮。
いろんな種類の蜂蜜が並ぶ光景は美しく、見ているだけでうれしくなる。
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by cho-o-roo | 2007-03-17 16:18 | 長老の旅 京都2007

いかつい名前に似合わぬ可愛らしさです/冬、京都で。その十「大将軍八神社」

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「お守り」をふだんあまりもとめたりしないのですが、
ここのはあまりの可愛らしさに一目惚れ。
「お守り」ですから、可愛らしいといってはなんですが・・・

かわった名前のその神社は、
北野天満宮にほど近い、かわった名前の商店街の中にひっそりとあるのです。

大将軍八神社~たいしょうぐんはちじんじゃ~

その昔、北西よりやってくる怨霊からを御所の守護するために創建された、とのこと。
この辺りの地名の由来になったそうで、商店街の名もまたそのまま大将軍商店街。
小さな神社ですが、いろんな人がさっとやってきてはさっと帰っていく。
いかにも観光ではなくて、近所の人の生活の一部という感じがよかった。
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by cho-o-roo | 2007-02-24 23:54 | 長老の旅 京都2007

逆に・・・/冬、京都で。その九「金閣寺」

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冬の京都をなめていた。
暖冬といわれるまま終わろうとしているこの冬だが、
私たちの旅した1月初旬の3連休は天気が不安定で、
雨ヤギのわが身を呪うばかりであった。
京都2日目、金閣寺~北野あたりをまわろうと計画していた私たち。
朝食をいただいている間に降り始めた雪も、ホテルを後にする頃にはあがり、
晴れ間さえのぞく空模様に、日々の行いのよさを確認するわれらであった。

しかーし、金閣寺に向かうバス車中、空はにわかに曇り始め、
あっという間に黒くなり、そして雪と風が怒涛のごとく吹き始めた。
折りたたみ傘1本しか所持していなかった私たち。
傘を目当てに、バス停そばの売店をチラ見する。
すると、中から愛想の良い売店のおばちゃんが。

傘を求める私たちが余程哀れに思えたのか、
おばちゃん曰く
「雪の金閣寺なんて私たちでもめったに見ることないのよ。
今行けば、ちょうど雪がかかり始めた金閣寺が見えて素敵よ」
「はー、そーですか」気乗りしない私たちの疑心暗鬼な返答に、
再びおばちゃん曰く
「逆に、ラッキーだと思わなくちゃ」
世話のやけるヤギたちである。おばちゃんありがとう。

というわけで、雪の金閣寺で悪戦苦闘しながら撮影した写真たち。
やっぱりカメラって難しい。
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池の中に佇む石塔が印象的で、何枚もとりましたがまともなのはこの2枚。
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by cho-o-roo | 2007-02-12 21:19 | 長老の旅 京都2007

現地でアップグレード/冬、京都で。その八「新・都ホテル」

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ひと様の旅行記などを拝見していると、アップグレードされていたいう話をよく目にする。
自分の予約していた部屋が、
なんらかの事情でもっと高額な部屋に、無料で変更になっていたということだが、
ガーデンビュー→シービューばかりか、ホテル棟→ヴィラなんて素晴らしいのもあったりする。
わが家はわりと旅行に出掛けていると思われるが、
そんな幸運にあずかったことは一度たりとないのである。
これも日ごろの行いゆえか?

今回の京都旅行は本当に急に思い立ったので、
ホテルのことなどあまり気にしていなかった。
というより、カード会社提携の激安ツアーだったため選べるホテルも3つしかなかった。
だからホテルLifeには期待しない旅であった。

ところが、である。
やっぱりこつこつとヤギをやっているもんである。
「新館にアップグレードさせていただきました」
一瞬、チェックインカウンターのお兄さんを見つめちゃいました。
大きな声をだしたら取り消されでもするように、妙に小声で答える私たち。
「それは、どうも」

新・都ホテルは、京都駅徒歩数分と便利な立地にあるので、
新幹線から降り立つと、ホテルに向かう人たちの行列ができるほどである。

新館・サウスウィングは、京都ならではの色使いとモダンなインテリアが素敵。
私たちの泊まったモデレートツインは、広さはあまり期待できないのだが、
テレビが壁掛けになっていたり、ミラーが効果的に配置されていたりで、
狭いという感じはしなかった。
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バスルーム内も機能的に配置されていて、不自由な感じはしなかった。
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シャンプーなんかもポンプ式の大きなボトルにはいっている。
お洒落じゃないけど、実は使いやすいのが一番よかったりする。
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浴衣じゃなくてパジャマなのもうれしい。
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by cho-o-roo | 2007-02-11 23:54 | 長老の旅 京都2007

長すぎて憶えられん/冬、京都で。その七「サンタマリアノヴェッラティサネリーア」

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世界最古の薬局。
1221年にイタリア・フィレンツェに生まれ、メディチ家にも愛されたと言うから、
その歴史は半端ではない。
おまけに名前もものすご~く長いから、
記憶力の衰えを感じる私にはまったく憶えられない。
サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都のリストランテ。
現在は、フレグランスやグルーミング製品を扱っているそうで、
リストランテを併設しているのは京都だけなんだって。
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京都×フィレンツェってどんなの?
わくわくしながら夕食に出掛けました。
コースは2種類?でしたが、私たちは安い方のをオーダー。
アミューズ・前菜・パスタ・メイン・デザートと
小鳥喰いのわれらにはちょうど良い量。
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ハーブをちぎって料理と一緒に。
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チーズもりもり。
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デザートも3種盛り合わせで欲張りにはたまりません。
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町家風のエントランスの雰囲気も良いし、
京野菜や新鮮な魚介類にこだわった料理もおいしかった。
スタッフの対応も気持ちよく、楽しく過ごせました。
お店はこじんまりしているので、予約を忘れずに。
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by cho-o-roo | 2007-02-04 22:32 | 長老の旅 京都2007

甘味があれば・・・/冬、京都で。その六「ぎおん徳屋」

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京都に行ったら、甘いもの。
というわけで、最近チョコ・生クリーム系にご無沙汰の私。
尚、いっそう甘味処への愛しさは募るばかり。
今回は、旅行前から予定していた祇園・徳屋へ。
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込み合う時間を外したはずだったのに、店の前には待ち人2組。
30分ほど後、親・子・孫、総勢8名の団体がお帰りになり、ようやく店の中へ。
「こんなにこじんまりした店に幼児連れで粘るなよ」と怒り気味の待ち人たちも
お隣テーブルに並んだ甘味を盗み見ては顔が綻ぶのは、
さすが甘いものの力ってすごいのね、と感心することしきり。
平和への道は、まず甘味から。
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オーダーしたのは、「抹茶とわらび餅のセット」&「おしるこ」。
ここの「おしるこ」は、卓上のミニコンロで焼いて楽しめるのがポイント。
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たくさん食べる人には物足りないかもしれないが、
(小さな)餅2個と生麩2個の組み合わせ。
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ちょっと目を離した隙に、やや焦げに。
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餡は上品な甘みでくどくなくおいしい。
(店の照明のせいか私のテクニックのせいか写真はボケ気味。おいしさが伝わるか心配ですが)
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店の前には、授業日程の書かれた掲示板が。
八坂女紅場学園(やさかにょこうばがくえん)は、祇園にある舞妓・芸妓のための研修施設だそうです。
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by cho-o-roo | 2007-01-28 15:48 | 長老の旅 京都2007

町家でお粥/冬、京都で。その伍「二条城北・天藁屋町」

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京都といえば町家。
生活するのは大変なのかもしれませんが、その佇まいには憧れます。
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ここ「天藁屋町」は、かわった名前のお粥&エスニックのお店。
お昼のお粥ランチは、お粥に季節の一品・本日のスープ・お茶がついたお得なセット、950円也。
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この日は、ミネストローネ・キムチの入ったグラタンでした。
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お粥は15種類の中から選べるので、迷ってしまう。
一人用の土鍋に入って供されます。
わが家は、「うしお鯛とゆず胡椒のお粥」と「丹波地鶏粥」をセレクト。
なんとなく弱っていた胃にやさしい、ほんわかしたお粥でした。
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1Fはテーブル席が並びます。中庭に面しているので趣きもある。
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by cho-o-roo | 2007-01-21 16:22 | 長老の旅 京都2007

とろり緑 と 香ばし茶色/冬、京都で。その四「一保堂茶舗&柳櫻園茶舗」

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最近、日本茶をいただくことの多いわが家。
京都に出掛けるということで、老舗の2軒でお買い物。
まずは、一保堂茶舗。
今どきのお茶やさんに比べ、ずいぶんこじんまりしたショーケースに、
茶葉の見本が並んでいます。
三角巾をかぶった店員さんにお茶の香りや味の違いを説明してもらい、
いくらか奮発して玉露を購入。
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続いて、こちらも有名な柳櫻園茶舗。
週末本店限定という言葉に抵抗できず、ほうじ茶を。
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一保堂茶舗の「玉露・雁ヶ音」は、茎の入っている珍しいタイプで、とろみと甘みが絶妙。
柳櫻園茶舗の「かりがね手炒り焙煎ほうじ茶」は、上品な香ばしさが魅力。
なんか普通のほうじ茶と香ばしさの質が違うんだよな。うまく言葉にできないけど。
和紙の貼られた茶缶もかわいいです。
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この2店はどちらも御所の南、寺町通付近にあるのですが、
このあたりには、昔ながらのお店(建もの)があったりして、
地味ながら散歩するには楽しい町でした。
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by cho-o-roo | 2007-01-20 18:19 | 長老の旅 京都2007

鮎がごぼうに?/冬、京都で。その参「鶴屋弦月・花びら餅」

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花びら餅は、京都のお正月を代表するお菓子。
お茶やさんで買い物をしていた時に偶然知ったのですが、
それでは買ってみようということで、お土産に。

何が「花びら」かはよくわからなかったものの、
宮中のおせち料理として歴史のあるものらしい。
求肥に包まれているのは「ごぼう」(このお店では人参も)ですが、
これはもともと「鮎」だったのが、簡略されたものとのこと。
(詳細は下記をご覧ください)
味噌味の餡が入っていて、
ピンクの求肥から飛び出している「ごぼう」がかわいらしい感じです。

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フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
花びら餅=菱葩餅(ひしはなびらもち)
は、ごぼうと白味噌餡とピンク色の餅を、餅もしくは求肥で包んだ和菓子である。
当初はごぼうが2 本であったが、現在では1 本のものが主流である。
平安時代の新年行事「歯固めの儀式」を簡略化したもので、
600 年も宮中のおせち料理の一つと考えられてきた。
歯固めの儀式では長寿を願い、餅の上に赤い菱餅を敷き、
その上に猪や大根、鮎の塩漬け、瓜などをのせて食べていたが、だんだん簡略化され、
餅の中に食品を包んだもの(宮中雑煮とよばれた)を、公家に配るようになり、
さらには鮎はごぼうに、雑煮は餅と味噌餡を模したものとなった。
宮中に菓子を納めていた川端道喜が作っていた。
明治時代に裏千家家元十一世玄々斎が初釜のときに使うことを許可され、
新年のお菓子として使われるようになり、全国の和菓子屋でも作られるようになった。
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by cho-o-roo | 2007-01-14 17:56 | 長老の旅 京都2007

入るといいことあるかもね/冬、京都で。その弐「東山・恵美須神社」

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旅のスタイルは人によって様ざま。
予備知識をたっぷり仕入れてから出掛ける人もいれば、
ぶらりのんびり歩いて、偶然を楽しむタイプもいるでしょう。

私はどちらかと言うと、
いろいろな知識を詰め込んでから旅行に行くことが多い。
特に神社仏閣を巡るときには、その背景をざっと調べます。
知らなくても参拝できるけど、知っていたらもっとおもしろいことも多いから。

この「恵美須神社」はそのよい例かもしれません。
日本3大恵びすの1つ。
商売繁盛の神「えべっさん」ですが、参拝方法が少し変わっています。

通常は、本殿の正面にてお参りをするわけですが、
ここではその後に「左側に回ってお参りしてください」との案内が。
「えびすさま」は長寿で耳が遠いので、
耳のあたりで戸を叩いて、お祈りごとを聞いてもらうのだそうです。

それから、こんなのもあります。
二の鳥居にある福蓑にお賽銭を投げて、うまく入ると願いがかなう。
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写真は、お正月の賽銭を取り出しているところ。
夕方、人気のあまりないときにお参りしたので、
偶然おもしろい写真を撮ることができました。
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by cho-o-roo | 2007-01-13 13:06 | 長老の旅 京都2007